【コラム】北朝鮮は「ガラパゴス島」か(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.03.09 18:19
飢え死にする北朝鮮の人々が増えているといううわさが最近になって絶えない。対北人権団体である「良き友」の理事長である法輪僧侶は「普通、春窮期である4月から餓死者が出るが今年は1月から出ている」とし「格別の対策がなければ3~4月になると事態がとても深刻になる」と心配する。韓国農村経済研究院は国際社会の支援がなければ北朝鮮は今年100万~120万トンの食糧不足に苦しむものと見ている。
外部世界と垣根を作ってもなんとか堪えている自分たちの独自的生存術を自ら評価する北朝鮮人がいるかもしれない。悪条件の中でも核兵器を開発し、長距離ミサイルを発射する聡明さを誇らしく思う北朝鮮人がいるかもしれない。しかし国民が飢えている時にこんなものなどはただたんに小さな知恵にすぎない。