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【コラム】トヨタのリコール事態と腹切り(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.03.09 15:58
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 日本人は忠誠と献身が人の道理、すなわち‘義理’を守る行為様式だと信じる。 ここから世界最高の生産性と効率性を備えた経済が生まれた。 ところがその裏に闇の部分があったというのが問題だ。 最近出版されたトヨタ観察記は衝撃的な報告をしている。 職工は組立機械、作業場は監獄、工場は‘小さな北朝鮮’のようだったという。 出庫されたすべての車をリコールしなければならない「不良率100%」の状況は昨今のことでなかったという事実に著者の怒りは爆発する。 メディアと政府を口止めして事実を隠したのだ。 (マイニュースジャパン、『トヨタの闇』)

職員が‘義理’を守ったというのになぜこうなったのか。恩を返すことに執着したにすぎず、主君の誤謬を指摘して改革を要求する道徳的任務、すなわち‘義務’を捨ててしまったからだ。 人類学者のベネディクトは日本入門書「菊と刀」で、義理は‘不本意’の運命に対する奉仕、義務は‘ノー!’と言える勇気だと書いている。 時には指導者とCEOの過誤に対する抵抗でもある。 このため義理と義務は度々衝突する。 幕府時代、将軍に反旗を翻したある領主が自分の武士に将軍を暗殺しろという指令を下した。 将軍が藩を訪問すると、その侍は将軍を護衛して脱出させ、自分の領主のもとへ帰ってきた。 領主は腹切りを命じた。 その侍は割腹することで‘領主に対する義理’と‘将軍に対する義務’を一致させた。

 
ところが、誰が日本の先端工場で腹切りを敢行できるだろうか? ‘義理’で築き上げた20世紀の経済神話は、異端・抵抗・革新などの‘義務’実行がより重要になった21世紀に対応し切れていないのだ。 京都大学のその若い教授がろうそくデモに対する冷笑を今は内に収めたかどうかは知らないが、義理よりも義務を‘むしろ’重視してきた韓国的な気質と風土も決して安全な未来を保障するものではない。 とにかく、トヨタのリコール事態を眺めながら、指導者とCEOに注意すべき点が生じた。 腹切りを甘受してでも‘ノー!’と果敢に言える部下が一人でも目につくかどうかチェックすることだ。 もしいなければ、自分自身が近くリコール状況に直面することになるかもしれない。

宋虎根(ソン・ホグン)ソウル大教授・社会学


【コラム】トヨタのリコール事態と腹切り(1)

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