◇‘幅跳び’のキム・ヨナｖｓ‘高跳び’の浅田真央

キム・ヨナの最大の長所の一つはジャンプ動作が短いという点だ。力を入れずにジャンプするため、キム・ヨナは氷上のどこでもジャンプができ、ジャンプの前後にさまざまな動作を追加できる。

一方、ジャンプ動作が長い浅田はジャンプする時の位置が決まっている。浅田はリンクの左下の部分と右上の部分で主にジャンプをする。ジャンプの直前まで力をためる時間が長く、スケートも遅いほうだ。

２人はジャンプスタイルも違う。キム・ヨナのジャンプが‘幅跳び’なら、浅田のジャンプは‘高跳び’に近い。

ニューヨークタイムズは「キム・ヨナのジャンプの飛距離は２５フィート（約７．５メートル）にもなる」と報じた。すなわち空中を飛びながら回転するような印象を与える。一方、浅田のジャンプは力があるが、距離ではなく高く跳んで回転するスタイルだ。






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