トヨタのリコール、他人事ではない(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.02.16 16:40
トヨタの未熟な対応は消費者の願望を憤怒に変えた。 ‘品質不良’が火種になったが、今は大半の米国人がトヨタの‘信頼不良’により大きな怒りを感じている状況だ。 米メディアは、トヨタに関するものなら10年前、20年前の事故まで引き出してきた。 米ABC放送が先日、「911(韓国の119)」の電話内容を公開して全米国人を驚かせた、昨年8月のレクサス「ES350」高速道路暴走事故もその中の一つだ。 突然、速度が時速190キロ以上になり、家族4人を抹殺したと伝えられたこの事故は、いまだに原因が究明されず、今回のリコール対象から外れている別の問題だ。
ニューヨークタイムズなど現地のメジャーメディアはさらに進んでトヨタ問題を「Made in Japan」の問題に導こうとしている。 玄海灘を挟んでトヨタ事態を見守る韓国企業の関係者はこのため不吉に感じている。 日本に続いて世界経営にオールインした立場であるため、トヨタの問題は決して他人事ではない。