‘経営の神’稲盛和夫氏がJAL操縦へ、政府側のCEO要請を受諾
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.01.14 08:57
日本で「経営の神」と呼ばれる稲盛和夫・京セラ名誉会長(77)が日本航空(JAL)の‘救援投手’になる。JALの経営正常化を主導する政府傘下の企業再生機構が稲盛氏にJALの最高経営者(CEO)を要請したのだ。稲盛氏は12日、この要請を受諾した。鳩山由紀夫首相はこの日、官邸を訪れた稲盛氏に「最善を尽くしてほしい」と頼んだ。稲盛氏は「JALの再生は可能」と自信を表した。
企業再生機構は「内部の会議では最初から稲盛氏が適任者に選ばれていた。稲盛氏は世界的に著名な経営者で、経営能力が客観的に認められている」と強調した。企業再生機構は稲盛氏をCEOで選任し、従来の経営陣を入れ替える方針だ。稲盛氏は自身が信頼する経営専門家をJALに‘輸血’する見通しだと、時事通信は伝えた。