【社説】国会、来年の民生事業あきらめるつもりか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.12.21 13:16
今年も10日しか残っていない。それにもかかわらず国会は混迷する。野党民主党が国会・予算決算委員会で座り込みを展開してから5日目となる。来年度の予算審査ところか、係数調整小委員会すら構成できなかった。実質的な項目別の調整は係数調整小委員会で行う。だから小委を構成できなければ、事実上、審査をあきらめるのも同然だ。今、構成するとしても、きちんとした審査を行えるものか懸念される。
今残された道は3つだ。与野党が劇的に合意し年内に可決しなければ、与党が単独で処理、または準予算を編成する案だ。現在の政界の動きから考えて、合意の可能性は非常に低いとみられる。しかし残りの場合はいずれも大きな後遺症を抱えることになる。これまで一度も経験していない準予算の状態に入る場合、政府は最小限の国家機能を除いたすべての事業を中断しなければいけなくなる。重症障害者年金、就業後の学費償還制など新規の民生事業はやめなければいけない。