ドラマ「アイリス」の光化門（クァンファンムン）ロケをめぐり、ネットユーザーが「文化の発展に役立つ」「光化門周辺の１２時間通行止めはよくない」などと舌戦を繰り広げた。

あるネットユーザーは「このドラマが後ほど海外に広がれば、光化門を知らせる良い機会になる」とし、海外輸出を通して広報する意味を高く評価した。

他のネットユーザーも「ドラマ撮影に積極的に協力するソウル市の前向きな文化マインドは高く評価したい。ドラマだけでなく映画の撮影にも積極的に協力するソウル市になることを望む」という期待を表した。

しかし「ドラマの撮影のために通行止めとなり、市民が通る権利さえも奪うのがよいことか。笑わせる」という非難のコメントもあった。運転手らも「普段の週末より２倍以上も渋滞した。広報ばかり優先し、市民の不便は考えていない」と不満を表した。

あるネットユーザーは「光化門での集会を絶対に認めなかったソウル市が、南北関係の緊張局面を素材に、時と場所をわきまえず射撃戦を繰り広げ、核爆弾までさく烈する場面のドラマの撮影を認めるのは矛盾だ」とし「外国人にソウル市を広報するなら、作品の選定をもう少し考えてほしかった」を主張した。

別のネットユーザーはソウル市の広報効果についても、「釜山（プサン）射撃場惨事を思い出す」とし「今後『アイリス』でソウル都心の射撃場面を見ることになる日本人が果たしてどんな思いになる気になる」と書き込んだ。


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