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【コラム】アイドルの条件

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.11.24 09:40
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最近、大衆文化のキーワードは「アイドル」だ。数年前までアイドルは主に10代で構成された歌手グループに対し、10代が夢中になる‘ティーンアイドル’という意味で使われた。しかし少数文化の障壁をくぐり抜けて出てきた最近のアイドルは最高のアルバム販売を記録し、中国・日本に続きビルボードチャート入りを果たす韓国芸能産業の核心動力となっている。

確かにこの10年間でアイドルは飛躍的に発展した。変わった衣装、激しいダンス、お粗末な歌唱力がこれまでのアイドルのイメージだったが、現在では実力を基礎におしゃれな衣装、抜群のスタイル、外国語の実力までを兼ね備えたアイドルがあふれている。子どもたちが憧れるだけでなく、中壮年層まで歓呼して楽しむ全世代の偶像になった。アイドルは今後も大衆文化の主役として活躍しそうだ。

 
テレビに登場するアイドルを見ると、歌もダンスもうまく、かわいくて好感を受けるが、気にかかる点もある。アイドルがよく話す「合宿」という部分でだ。ほとんどのアイドルは、オーディションを通して練習生に抜てきされ、チームが結成されると、「合宿」を始めるようだ。ところが、その合宿期間というのは1-2カ月ではなく、デビュー後まで数年間続く。最近注目されている少女グループのメンバーはすでに3年間も合宿を続けている。最近浮上し始めた他のメンバーは「10カ月ぶりに休暇を得た」という記事も出た。

アイドルグループの多くは10代でこうした生活を始める。アイドルの大半は外泊はもちろん外出も制限され、恋愛は当然できず、携帯電話やインターネットの使用も統制されるという。感受性が鋭敏な10代と20代前半、それも友情と親睦で集まったメンバーでもなく、人気と成功を目標に自分の商品価値を認められるために競争しなければならない妙な人間関係が24時間続く数年間の合宿生活は、普通の人なら耐え難いものであるはずだ。

合宿といえば真っ先に思い出すのがスポーツだ。韓国が貧弱な土壌やシステムにもかかわらず、早くから団体スポーツで飛躍的な発展を成し遂げられたのは、幼い学生時代から続ける合宿練習体制による部分が大きい。しかし世間や教育と断絶したまま勝利だけを目標に突っ走る合宿システムは、暴力問題やセクハラ問題などの副作用を突出させている。最近になって相次いでいるアイドルメンバーの突発的なスキャンダルも、効率性と人気という目標だけのために生活の多様な経験が遮断されたまま数年間続く集団生活が招く問題点ではないかと思ったりもする。もし誰かが韓国のアイドル成功戦略に関するノウハウを尋ねれば、こうした練習過程を誇らしく伝えることができるだろうか。

アイドルが増えるほどアイドルを夢見る子どもたちも増える。アイドルが本当にその子どもたちの「偶像」「崇拝の対象」になるには、その生活環境も尊敬されるものでなければならない。東方神起の件でアイドルグループの法的な契約環境が表面化したが、それだけでなく合宿が必須条件になったアイドルの姿についても考える必要がありそうだ。

                                   イ・ユンジョン文化コラムニスト


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