巨人は７日、札幌ドームで行われた日本シリーズ第６戦で、日本ハムを２－０で破り、シリーズ戦績４勝２敗を記録、日本シリーズ優勝を手にした。巨人がチャンピオンになったのは西武を破って優勝した２００２年以来だ。巨人は通算２１回優勝で名門チームとしての立場を確固たるものとした。

１イニング投げ切れなかった先発東野を救援した内海は４と２／３イニングを無失点で抑え、勝利投手となり、阿部は決勝打を放った。リリーフのクルーンは８回２死から登板し１と１／３イニングを１被安打無失点で抑えてセーブをあげた。日本ハム先発武田は７と２／３イニング ２失点と好投したが、打線の援護を受けることができず、破れた。

一方、李承燁（イ・スンヨプ、３３）は８番打者一塁手として先発出場したが、３打数無安打１三振だった。２回表２死二塁で空振り三振、５回表には左翼手フライ、７回表には二塁手ゴロと、安打を打つことはできなかった。

巨人に移籍後、初の優勝の感激を味わった李承燁は、日本シリーズで打率２割５分（１２打数３安打）、１本塁打２打点を記録した。