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韓日中がひとつになって受け継ぐ「100冊の本」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.10.30 09:17
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韓国、日本、中国の若者たちが対座したらどんな対話を交わすことができるか。

彼らが一緒に「白凡逸志-金九自叙伝」について話すことができるか。彼らをくくる東アジア共同の知的関心事は存在可能なのか。

 
韓日中の代表的出版関係者が一堂に会し「東アジア100冊の本」を選定した。東アジア出版人会議(会長キム・オンホ・ハンギル社代表)は29日、全北全州(チョンブク・チョンジュ)で各国の知的成果物を代表する「現代の古典」100冊を発表した。また今後の相互翻訳出版に入ると明らかにした。対象は文学作品を除く人文・学術書籍だ。韓国は「白凡逸志」を含め、解放後に出版された本26冊を選定し▽日本26冊▽中国26冊▽台湾15冊▽香港7冊--だ。

◇どんな本が選定されたか=キム・オンホ代表は「各地域の学者・出版関係者たちが2年間、会議と討論をして本を選定し、自国よりほかの国の読者たちに各国の知的成果を見せられる書籍に注目した」と述べた。大衆が消化するのが大変でも、該当の国家の歴史や思想、宗教などを体系的に示す本が選定された。韓国著作の中には▽歴史学者李基白(イ・ギベク)▽在野思想家咸錫憲(ハム・ソクホン)▽韓国語学者金允植(キム・ユンシク)、趙東一(チョ・ドンイル)--らの主著が上がった。国内では代表的著作だが、日本や中国では簡単に翻訳出版しにくかった本だ。

同じく我々がなかなか接しにくかった日中の学界の巨匠たちの力著が主に選定されている。例えば中国の著名な小説家・思想家である沈従文(1902~1988)の「中国古代服飾研究」は、中華圏で、学界だけではなく大衆的でも絶賛を受ける著作だが、韓国にはほとんど知られていない。このように過去に風靡した知識社会の名著を相互紹介しながら互いに対する「教養の目の高さ」を合わせていこうというのが「東アジア100冊の本」プロジェクトの趣旨だ。

日本のみすず書房の常務理事守田省吾氏は「日本はこれまで東アジア隣国の思想を体系的に紹介する機会がなかった」とし、今回が良い機会だと歓迎している。韓流で始まった韓国文化に対する関心が知識人の間でより深層的に理解されることができるきっかけでもある。

◇今後の計画と限界点=「100冊の本」プロジェクトは東アジア読書共同体の復元を目標とする。この日の会議では今後「100冊の本」の生存著者たちが韓日中を行き交うリレー講演を推進しようという提案も出された。このようにして形成された「読書共同体」は東アジアの平和共同体に発展できるだろうという期待だ。

プロジェクトには難関も多い。何より専門性を揃えた翻訳人材が不足している。各国の出版関係者は「これまで西欧中心的学術の風土から、隣りの言語と思想を理解する識者層が減った」と自評する。これに対して姜(カン)マクシル四季出版社社長は「プロジェクトの推進そのものが中国と日本で韓国の学問と文化を理解するハイレベルな人材を大幅に増やすきっかけになる」と述べた。

韓国選定図書の「偏向性」に対する指摘もあった。咸錫憲、白楽晴(ペク・ラクチョン)、崔章集(チェ・ジャンジプ)、金東椿(キム・ドンチュン)ら進歩的人物たちの著述が多数選ばれた。韓敬九(ハン・ギョング)ソウル大教授(人類学)は 「1970~80年代の著作が多いのはやむを得ず発生した現象だった」と説明する。

東アジア出版人会議は相互翻訳の初段階で来年下半期中「100冊の本」解題集を出す予定だ。著者と本の紹介だけでも600~700ページにのぼる見通しだ。解題集だけでも20世紀の東アジアの思想地図を描くという計画だ。

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