【コラム】2012年に津波が押し寄せる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.10.27 15:00
「2012年12月21日に地球の終末がくる」。世界インターネットを賑わしている話題だ。 地球の大災難を描いた映画「2012年」まで登場し、地球終末論は急速に広がっている。 2012年説の根拠は、マヤ文明の暦がこの日で終わるというところから始まった。 その日、銀河系惑星が一直線、またはX字に配列するが、惑星間の重力作用で火山や地震、津波など途方もない災難が発生し、地球上で暦が必要なくなるという予言だ。 一部の科学者までも加勢し、地軸逆転説、小惑星衝突説など各種地球終末シナリオが横行している。 もちろん正統科学界は全く根拠がない説だと一蹴する。
地球的な災難説は根拠のない妖言にすぎないが、壬辰年の2012年は間違いなく地球村全体が騒がしくなりそうだ。 主要国の選挙または権力移動がこの年に集中しているからだ。 4年任期を終えた米国のオバマ大統領は再選に挑戦し、中国も10月の党大会で胡錦濤・国家主席の後任を決定する。 習近平が有力だが、まだ流動的だ。 ロシアもプーチンの大統領復帰がかかる大統領選挙を行う。 周辺強大国が一斉に最高権力者を決定する問題で騒々しくなる見通しだ。