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【コラム】インターネットの言葉の暴力、これ以上は座視できない

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.09.16 10:56
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インターネットの慢性的な病弊は最近になりより深刻化している。ネットユーザーの言葉の暴力にショックを受けたチェ・ジンシルさんが自殺し、韓国をさげすんだと一方的な非難に2PMのジェボムがグループを脱退しなければならなかった。最近ではポルノを違法にダウンロードした韓国のネットユーザー数万人が米国のポルノ事業者に告訴される笑えない事件まで起きている。

いまや状況はあまりに包括的で広範囲になり、これ以上ネットユーザーの個人的道徳だけを問題にできない段階になった。多数がこうした環境でそんな態度を見せれば、それは人間の本性の問題であるため、そうした本性が出ないよう環境が改善されるべきだ。

 
970~80年代の公衆トイレは落書きの天国だった。主に性的な比喩や悪口で埋め尽くされていた。時には政府批判や深い哲学的な考えが示されたりもした。人気のある落書きには数十個の返事が付けられていた。ところで最近のトイレからは落書きが消えた。なぜならばインターネットがあるからだ。

人々はなぜわざわざ公衆トイレで落書きをしていたのか。その理由として、まず匿名性の保障が挙げられる。だれが落書きをしたのか、だれがそれを見たのか知るすべがないため人々は心置きなく禁止されたいたずらができた。2番目に肉体的排泄と精神的排泄に相通じるものがあるためだ。

インターネット空間で発信者の状況はトイレのようだ。閉鎖的でひとりの状況で、できることとできないことの境界があいまいになり、結果的に暴力や性などのタブー視されるものに対する発言をすることになる。しかし問題はその発信したメッセージがトイレと異なり、大韓民国のすべての公衆が見られるサイバースペースに掲示されるという点だ。これは中からはドアが閉まっているように見えるが、外からは中にいる人が見えるという特殊装置を施したトイレの中に座っているのと同じだ。実際の状況ならば人々はこんな装置を作った設計者に強く抗議するだろう。

もう教えてあげるときがきた。あなたがインターネットに座っているとき、あなたを数多くの人が見守っているという事実を教えなくてはならないときがきたのだ。だれでもひとりでいるときはくだけた格好で口汚くののしったりもする。常に緊張していなくてはならない現代人にこうした排泄の瞬間も必要ではないのか。そのためにおかしなトイレを作っておき用便を見る人を非難すればそれはナンセンスだ。

インターネット画面の右下に小さくても目立つように「ただいま○○○○人の接続者があなたを見守っています」程度の言葉を入れたらどうだろうか。またその言葉をクリックすると接続者の年齢別分布図と地域、学歴などより詳しい情報が出るようにするのもよい。

われわれはだれでも相手を考えながら対話をする。相手が高齢者なのにぞんざいな口を利いたり、高齢者の醜態をむやみに暴いたりしない。すなわちそういうコンテキストが考慮されることで正しい相互作用が起きるというものだが、インターネットは自分の対話相手がだれかわからず、レベル調節が不可能だ。

これは監視カメラ設置区域にその設置を教える警告看板があるのと同じ論理だ。監視カメラは暗い路地での犯罪を未然に防ぐ目的で設置されたもので、隠密な場所だと思って熱い抱擁をするかわいそうなカップルを満天の下にさらす目的で設置したものではない。

インターネットの言葉の暴力、世論誘導式の魔女狩りはこれ以上座視できないレベルに達している。少数のネットユーザーだけを捕まえる展示行政や、空疎な道徳的非難、どうしてこんな社会になってしまったかという嘆きで解決できる問題ではない。ネットユーザー個人のプライバシーを侵害せずにそこが決して言葉の暴力と性の温床になるほど密やかな場所ではないという事実をインターネットにアクセスするたびに知らせる警告板の設置が急がれる実情だ。
崔恵実(チェ・ヘシル)慶熙大学国語国文学科教授



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