大前研一氏「米国の金融危機後遺症、5-10年後に出てくる」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.09.11 10:15
「米国は今後、長いあいだ苦労するだろう。回復しているように見えるが、今の対策は古いケインズ方式なので通用しない。古い経済学ではなく新しい経済学、消費者の心理を読む21世紀の経済学を活用しなければ状況を変えるのは難しい」
日本最高の未来経済学者である大前研一ビジネスブレークスルー学長は、世界経済は今後さらに厳しくなる可能性がある、と予想した。大前氏は最近、東京で中央日報のインタビューに応じ、「米国は日本の前轍を踏むしかなく、後遺症はこれから本格化するだろう」と述べた。