「新型インフルが脳死を誘発」 世界初めての例
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.09.09 08:17
1日に脳死状態になった40歳の女性は新型インフルエンザウイルスが原因だったことが明らかになった。保健当局は当初、新型インフルエンザが脳死を誘発したかどうかの判断を留保していたが、主治医の所見と新種インフルエンザ諮問委員会の会議を経て、このように最終判定した。新型インフルエンザが脳死を引き起こした例は世界で初めて。8日現在、新型インフルエンザ患者は6214人で、入院中の患者は8人(脳死者含む)。
◇脳死を誘発=保健福祉家族部中央インフルエンザ対策本部の権埈郁(クォン・ジュンウク)課長は8日、「8月31日に新型インフルエンザの診断を受けた後、1日に脳死状態になった40歳の女性は、新型インフルエンザ感染による脳炎と推定される」とし「脳炎が脳浮腫を起こし、脳死にまで至ったと推定される」と述べた。