世宗(セジョン)市(行政複合都市)問題が争点に浮かび上がった。 先日、鄭雲燦(チョン・ウンチャン)総理候補が原案を修正する意向を表したからだ。 鄭総理候補は「行政複合都市は効率的なものではないと考えている …原点に戻るのは難しいが、すべて原案通り進めるのも容易ではない」と述べた。 これを受け、この地域に基盤とする先進党と民主党の忠清(チュンチョン)地域の議員は激しく反発した。 事態がこのように向かったのは悪いことではない。むしろこれを契機に世宗市の問題に決着がつくことを期待したい。
世宗市は出発から忠清(チュンチョン)地域の民心を狙った盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権の政治的事業だった。 政権が代わり、世宗市の性格と範囲を規定した特別法が国会で漂流している。 政府も移転機関変更告示を日程の約束なく尻に敷いている。 その間すでに総事業費22兆5000億ウォンのうち5兆2000億ウォンが投入された。