先月31日午前、アフリカ北部モロッコの首都ラバトにあるハサンホテル1階。モロッコを含めて南アフリカ共和国、チュニジアなどアフリカ17カ国から来た公務員200人でにぎやかだったという。チャミモロッコ商工新技術部長官、ダダヤチ南ア共和国行政管理部次官、ネジチュニジア通信技術部長官特補ら有力者も含まれた。前日に開幕したアフリカデジタル機械フォーラム(DOF)に参加するためだ。参加者たちは三星SDS、LG CNS、SK C&Cなど情報技術(IT)会社が運営する電子政府広報館を見学し、韓国型政府統合電算センター、電子調達、電子貿易、情報セキュリティなどに関心を見せたという。
DOFは韓国の情報化専門家招請研修に参加した知韓派外国公務員たちが集まる。2006年ソウルで創立し、これまでインドネシア・ジャカルタ、ベトナム・ハノイなどでイベントを開いた。イ・ダルゴン行政安全部長官は「韓国が情報通信技術強国だが、私たちの企業が国家情報化システムを輸出するために外国の公務員に会いやすくない」とし「企業の海外進出を助けるために政府が立ち上がることになった」と述べた。海外インターネット青年奉仕団派遣、海外IT専門家の招請研修などを通じて行政安全部が磨いたネットワークを企業のために積極活用するというものだ。韓国ITサービス産業協会キム・シンベ会長ら企業家が20人同伴したのもこのためだ。