アジア開発銀行(ADB)は23日、「今年は韓国を含む東アジア新興国が3月の見通しの平均3.4%成長より速いスピードで成長するだろう」との見方を示した。これに先立ち22日にはブルームバーグが韓国の第2四半期の国内総生産(GDP)が前四半期比2.2%増加するという見通しを出した。韓国政府が先月末に発表した第2四半期の成長見通しの前四半期比1.7%を上回る水準だ。ブルームバーグは「技術的に景気低迷から抜け出した」と診断した。
このように内外でバラ色の見通しが続いているのは、実体指標が続々と好転しているためだ。1月に前年同月比で25.9%も落ち込んだ産業生産が5月には13.1%減と減少幅が縮小した。自動車販売が大幅に増え5月の消費は1カ月前より5.1%増加した。2月からは輸出より輸入の減少幅が大きくなり経常収支が大規模な黒字を続けている。先月には輸出減少幅も大きく鈍化した。証券市場ではKOSPI指数が23日に1496.49を記録し1500に迫っている。