【コラム】韓国初の衛星搭載ロケット「羅老号」の成功を祈る
韓国初の衛星搭載ロケット「羅老号」(KSKV-I)の打ち上げ(30日)が半月後に迫った。 紆余曲折の末に迎える、国民が待ち望んだ日だ。 打ち上げ当日の天気が良いことを、液体酸素注入が順調にいくことを、長い旅の途中に燃料が変質しないことを、第1段ロケットのエンジンが問題なく作動することを、第1段・第2段ロケットが無事に分離することを、誘導航法制御装置がきちんと作動して人工衛星が第2段ロケットから問題なく分離すること、 そして何よりも「羅老号」打ち上げの成敗に関係なく国民の持続的な支援で宇宙技術が発展することを切実に祈願する。
宇宙事業は本質的に難しい。 自動車の部品数が約1万個であるのに対し、ロケットには約30万個の部品が入る。 このように多くの部品をきちんと作動させる能力はまさにその国の科学技術力だ。 したがって宇宙事業の成果で一つの国の技術レベルが端的に評価される。 韓国も「羅老号」を打ち上げることで世界技術五輪にデビューすることになる。