「原監督が李承燁（イ・スンヨプ、３３）のためかなりストレスを受けていた」。読売球団の清武代表が李承燁の２軍落ちの背景を説明した。

１３日に訪韓した清武氏は国内野球の関係者と会った席で「李承燁は良い選手。ところが一度感覚を失えばその期間が長引く。原辰徳監督もこのためストレスを受けている。１２日に決定した２軍行きも原監督が長いあいだ悩んだ末に下した決定」と述べた。

‘ジェットコースター’を連想させる今年のシーズン打撃感覚のため、原監督も李承燁に対する信頼をひとまずたたんだ。

李承燁はオープン戦での活躍で開幕戦に５番で出場した。しかし４試合目で先発から外された。

相手投手が左腕ならベンチを守る日が多かった。

ホームラン６本を放った５月、ポジション争いで小田島を抑えて正一塁手を取り戻した。それも少しの間だった。交流戦が始まると、３２打席連続ノーヒットを記録した。

先月２６日のヤクルト戦で連続ホームランを放ったが、今月に入ってまた無安打の沼に落ちた。１３日現在の成績は打率２割３分５厘、１６本塁打、３５打点。結局、「李承燁を２軍に送ることはない」と断言していた原監督が１２日に決断を下した。


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