中国共産党が東欧共産政権崩壊20周年を迎え、海外127の共産党の生存実態を全面調査したことを明らかにした。執権に失敗した共産党の事例を研究し、反面教師にして長期執権の知恵を得るという意図だ。東欧共産圏は1989年6月、ポーランド総選で自由労組が議会に進出したことを皮切りにブルガリア、チェコ、東ドイツ、ルーマニア共産党の沒落とベルリン障壁崩壊につながった。
中国の知識人たちがよく読む週刊誌、南方周末の最新号は「中国共産党組職部が主導して海外共産党の生存実態を調査した報告書を完成した」と報道した。この報告書は胡錦涛国家主席の最側近である李源潮党組職部長が直接かかわり、対外連絡部研究室と上海市党委員会、山東大学などが参加したと南方周末は伝えた。