【グローバルアイ】「スワッピング」が必要な韓国政治
香港島に蘭桂坊という地域がある。 数百店のカフェが集まり、香港の多国籍文化を経験できる名所だ。 ここで小さな洋食店を経営するジョシーという女性は最近、毎週木曜日に自分の食堂で開かれるスワッピング(swapping)にはまっている。 不倫イベントではなくて服のスワッピングだ。 自分が要らなくなった服を持ってきて交換する一種の環境保護運動だ。 参加の資格はないが、条件はある。 服を3着以上持ってこなければならず、持ってきた分だけ交換できる。 またきれいに洗濯された状態の良い服でなければならない。 100香港ドル(約1300円)の参加費が必要だが、その一部は慈善団体に寄付される。 もちろん爆発的な人気だ。 行事が開かれる度に100人以上の人が集まり、自分の好みの服を見つけて喜んでいる。
彼女がスワッピングを始めたのは昨年初め。 ある新聞記事で、香港のゴミ埋立地が5年後にはいっぱいになるという記事を読んだのがきっかけになった。 その後、彼女は10歳の息子に環境の重要性を教えるために勉強した。 合成繊維は腐らず土壌汚染の原因になり、羊毛衣類は腐ってメタンガスをたくさん排出し地球温暖化の主犯になることをその時に知った。