【グローバルアイ】大きく異なる韓米政治家の子どもの結婚
昨年11月17日、米国のある韓国人団体はワシントンの議員7人に小さな螺鈿漆器の箱を贈った。 韓米ビザ免除協定が発効した日に合わせて、力になってくれた米政治家に感謝の気持ちを表したのだ。 この過程で各議員の補佐官には「40ドル」という価格票が届いた。 50ドル以上の贈り物は受け取れないという米議会の「倫理規定」を勘案した配慮だった。
どの国よりも議会の権力が強い国が米国だ。 このため放っておけば議員への賄賂攻勢は想像以上のものになる。 この「倫理規定」は驚くほど徹底している。 議員が受けられる贈り物や接待に関する規定だけでもA4用紙35枚にのぼる。 親戚からは金額に関係なく贈り物を受けられるが、どこまでの血縁関係までかが定められている。 また「婚約者からは結婚の約束の印として指輪などを受けることができる」という内容までもある。