小・中・高校生の健康を注意深く見ていかなければならないという研究結果が出た。特に大学入学試験準備に忙しい高3生にあてはまる。高3生のうち男子生徒が女子生徒より太っている人が多かった。男子生徒の肥満率は18.5%である一方、女子生徒は8.7%だった。
また高3女子生徒の低体重の割合は9.4%で、男子生徒6.4%より3ポイント高い。低体重とは肥満の反対の概念で、正常体重に達していないことをいうが、昨年、全国小・中・高校生の平均低体重率は6.1%で2007年より0.3ポイント増加した。先進国はもちろん我が国の平均(5%)より高い数値だ。