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ミュージカル鑑賞…男性はデート・女性は俳優が目当て

2009.05.19 10:31
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ミュージカルを見る場合も男女の間に差があるだろうか。

答えは「もちろん」だ。これは、CJエンターテイメントが今年3月、ミュージカルの観客7360人を対象に行ったアンケート調査「ミュージカル公演を観覧する形」を通じてわかった。ミュージカルを見る目的と満足度、観覧を前後にした行動などで、男性と女性ははっきりとした違いを見せた。

 
男女はミュージカルを見る理由から異なった。「文化生活を楽しむため」(男性33.1%、女性33.3%)、「見たいミュージカルがあるから」(男性32.1%、女性45.6%)は似ていた。男女間の差は三番目の回答から分かれた。男性は「ミュージカルを通じてデートする」が20.3%にのぼったが、デートでミュージカルを観覧したいという女性は2.1%にすぎなかった。むしろ女性は気分転換(14.2%)に大きな意味を与えた。

「デート」を視野に入れた男性の観覧姿勢は、ほかの質問でも目立った。「ミュージカルを見にいくとき、同行する相手は」という質問に、男性は「恋人または配偶者」(87.5% 重複回答)が最も多いのに対し、女性は「友達・会社の同僚」(93.1%)が最も多かった。男性はデートに適した「週末夕方の公演」(54%)を好んだが、女性は相対的に「平日夕方の公演」を好んだ。

公演が終わった後も男性は「そのまま帰宅」(30.2%)よりは「酒を飲む」(66.8%)という回答が倍以上多かった。女性観客は「出演者が誰か」に敏感だった。「ミュージカルを見て何に満足するのか」という質問に、男性は「ストーリーの面白さ」(51.1%)をトップに選んだが、女性は「俳優のダンスと歌」(47.6%)を最も重要視した。「ミュージカルを選ぶ基準」で、女性は75.9%(重複回答)も「出演俳優」を選んだ。

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