駐日韓国文化院が11日、日本東京の四谷に新たにオープンする。建築費1000億ウォン(約79億ウォン)をかけた新庁舍は、敷地2200平方メートルに地下1階、地上8階規模だ。韓国文化院が独自の建物を持つのは1979年、日本に初めて進出してから初めてのこと。これまでは東京の民団の建物を借りていた。新ビルには韓国コンテンツ振興院日本事務所と韓国観光公社東京支社なども入居し、シナジー効果を高める予定だ。こうした複合的要因を考慮してこのビルの公式名称は駐日韓国大使館「コリアセンター」とした。姜基洪(カン・ギホン)韓国文化院長は「韓日共同文化行事などを通じて文化を通じた両国交流をいっそう強化するのに役に立つだろう」と話す。
公式オープンを前にマスコミに公開された韓国文化院の第一印象は現代的であるということ。銀色を帯びる外壁が曲線で作られ、韓国の躍動性を現しながら、伝統と現代をともにした洗練美を加味した。吹き抜けで涼しさを与える1階ロビーは、訪問者が入りやすい庭の役目をする。続いて1~4階まで上がると各種ショールームやイベントホールが入場客を迎える。韓国固有の建築様式をテーマとした点が目を引いた。