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急騰するウォン、証券市場には「毒薬」になる可能性も

2009.05.06 08:44
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薬も過ぎれば毒になる。特に経済でそうしたケースが多い。景気低迷を克服するために放出した過剰な流動性が終局でインフレを起こすというのが端的な例だ。証券市場ではウォン上昇が外国人の「バイ・コリア」を触発する良い薬だとされた。すなわちウォンの価値が高くなれば為替差益を期待する外国人が韓国株を買い入れる。このおかげでウォンの価値はさらに上がり、これがまた外国人の買い越しを誘発する。

先月はずっと1ドル=1300ウォン台半ばにとどまっていたウォン相場は、この3日間で6.2%(84.3ウォン)上昇し1200ウォン台に入った。同じ期間に外国人投資家が1兆1000億ウォン(約857億円)相当の株式を買い越し、KOSPI指数は7.5%(97.68ポイント)急騰した。

 
これまではウォン上昇がこのように良い薬になった。しかし今後が問題だ。ウォン上昇が加速すれば毒になるかもしれないという懸念が出されている。これまで外国人資金を引き込んでいた為替効果が弱まるためだ。未来アセット証券アナリストのイ・ジェフン氏は、「ウォンの価値がさらに上がる余地は制限的なため、外国人の買い越し速度は以前より鈍化するだろう」とみている。外国人はこの2カ月間に証券市場で5兆8000億ウォン相当の株式を買っている。

これまで為替効果のうま味を味わった輸出関連業種も急速なウォン急騰は喜ばしくない。世界的な景気低迷の中で韓国企業が第1四半期に海外の競合企業に比べ良い実績を得た理由として、今年に入り為替相場が平均で1ドル=1395ウォン台にとどまっていた点ははずせない。最近ITや自動車関連の株価が上昇を続けていることも、ウォン安に対する期待感がすでに反映されたものだった。

ウォン相場が再度調整局面に入る可能性も考えられる。HMC投資証券のリュ・スンソン首席研究委員は、「ドル安の速度や、円・人民元高に比べ、ウォンはあまりに早く上昇した。短期的には追加の上昇もあるが、その後は調整を経て第2四半期は1300ウォン台を維持する可能性が大きい」との見通しを示している。

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