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「日本の消費者を満足させたノウハウで国内カジュアル服市場をつかむ」

2009.04.24 17:16
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 「厳しい日本の消費者を満足させた実力で不況を乗り越えたい」

 
不況で中堅ファッション企業が危機を迎えているが、ケイエヌチューリップのチョン・キョンスク代表(47)は自信満々の表情だ。 ケイエヌチューリップは日本の代表的女性カジュアルブランド「イング」に製造者開発生産(ODM)方式で輸出している会社だ。 国内ではある放送局のスーパーモデル選抜大会のスポンサーとして名前が知られ、「CorCaRoli」ブランドを出している。 89年に前代表が設立したKNチューリップは04年180億ウォンだった売上高を昨年600億ウォン(約45億円)にまで伸ばした。

--日本でケイエヌチューリップに対する評価は。

「私たちが商品を輸出している日本ブランド‘イング’は、20年前は6店舗だったが、現在では130店舗を超えるほど大きく成長している。 イング社の向井孝司社長が私たちに感謝の気持ちを伝えている」

--日本事業パートナーとの信頼はどのように構築したのか。

「基本を守ることからスタートした。 納期を徹底的に守り、品質管理を徹底的にする。 納期の前日、数十箱を包装した時点で小さなボタンの欠陥が見つかったとき、すげてのボックスを開けて徹夜で製品をチェックし、商品を直接日本へ持っていったこともある」

--輸出企業は為替レートの変動に苦しむことも多い。

「為替レートの変動でお互い利益や損失が生じれば、私たちもパートナー側もまずは相手の立場を考えながら輸出単価を調整してきた。 信頼関係が構築されれば短期的な損失や利益に一喜一憂せず協力を続けていくことができる」

--成功する国内ファッションブランドが珍しいが。

「日本でも消費者は自国のブランドを好む。 しかし韓国には外国ブランドとの競争で生き残ったブランドが少ない」

--今後の目標は。

「来年の売上目標を800億ウォンに設定した。 このうち460億ウォンはCorCaRoliで見込んでいる。 現在、直営店と代理店を合わせて41店舗だが、来年までには50店舗に増やす計画。 売り場の効率を高めるのに力を注ぎたい」

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