最高検・中央捜査部は19日、盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領夫人の権良淑(クォン・ヤンスク)氏が、青瓦台(チョンワデ、大統領府)の総務秘書官だった鄭相文(チョン・サンムン、63)容疑者から3億ウォン(約2000万円)を授受した疑いについて、偽りの内容を供述していたと明らかにした。
洪滿杓(ホン・マンピョ)捜査企画官は「権夫人が、自身が受け取っていない3億ウォンを授受したと偽りの供述をした理由について取り調べている」とした。検察は、鄭容疑者が06年8月に泰光(テグァン)実業会長で盧前大統領の有力後援者・朴淵次(パク・ヨンチャ、64)被告から受け取った3億ウォンの使途を追跡してきた。