ソウル・麻浦(マポ)警察署は31日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)行政官への性接待疑惑と関連し、該当の遊興店への家宅捜索を行い証拠確保に乗り出した。
警察はこの日午後7時ごろ、新村(シンチョン)にあるルームサロンに対し家宅捜索を実施し、クレジットカード端末機と売上伝票、ルームサロン内部の監視カメラなどを確保した。警察関係者は、「店側にクレジットカードの売上伝票などを提出するよう要求したが応じなかったため家宅捜索令状の発布を受け執行した」と述べた。元青瓦台行政官が先月25日夜にソウル・老姑山洞(ノゴサンドン)のモーテルに遊興店の女性従業員とともにいたところを警察に摘発されてから6日目のこと。元行政官はモーテルに投宿する前にこの遊興店で同僚の行政官、放送通信委員会の課長級幹部、ケーブルテレビ業者関係者の3人とともに酒を飲んでいたことがわかっている。