「お疲れ様でした。 今度は私が頑張ります」－－。

‘フィギュアクイーン’キム・ヨナ（１９、高麗大）が第２回ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）で善戦した韓国野球代表チームの選手たちに熱い拍手を送った。

２８－２９日（日本時間）に米ロサンゼルスのステイプルセンターで開かれる２００９国際スケート競技連盟（ＩＳＵ）フィギュアスケート世界選手権大会を控え、現地で練習中のキム・ヨナは２４日、９回裏から韓国と日本のＷＢＣ決勝戦を視聴した。

ＬＡドジャースタジアムで行われた試合だったが、キム・ヨナは同じ時間、女子シングル部門のメーンリンク練習に参加していたため、序盤は観戦できなかった。 練習が終わると、すぐに宿舎に戻ってテレビを点けたキム・ヨナは‘チーム・キム・ヨナ’のメンバーと一緒に熱烈な応援を送った。

キム・ヨナは「最後に敗れて本当に残念だが、決勝まで勝ち進んだことだけでもすごい。 優勝は惜しくも逃したが、これまで本当によく頑張ったと思う」とし「野球代表チームが敗れた分、今度は私が頑張ろうと思った」と意気込みを表した。

同じく現地入りして練習しているライバルの浅田真央（日本）もＷＢＣ決勝戦の結果に大きな関心を見せていた。 浅田真央はキム・ヨナよりも３０分前に練習を終えた後、「私も野球ファンなので球場に行って試合を観戦したいが、そうもいかない。 日本代表チームを心から応援し、その力を受けて自分も頑張りたい」と語った。

野球の韓日戦は惜しく敗れたが、まだ終わっていない‘フィギュアの妖精’の韓日ビッグマッチはもう一度ロサンゼルスを熱くするとみられる。