【取材日記】WBC韓国チーム、彼らが笑えば野党は泣く?
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で韓国が強豪ベネズエラを下し決勝に進出しました。2006年の第1回WBCで韓国がベスト4に進出した直後に実施された調査で、当時の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の支持率は突然5%上昇しました。盧大統領は当時、与野党院内代表との夕食会で、「野球のおかげで自分の人気が上がった」と満足げだったそうです。もちろん大きな因果関係のない支持率上昇で、1週間後にはまたもとの位置に戻ったそうです。このように政治もスポーツのために泣いたり笑ったりします。
スポーツに便乗して自分の認知度を高めようとする政治家も多いです。1月に大韓野球協会会長に選出されたハンナラ党の姜升圭(カン・スンギュ)議員は、野球の名門、天安北一高校の出身だという点以外に野球との縁はない政治家です。したがって「野球は知らないが、李明博(イ・ミョンバク)派議員だから会長になった」という見方も出ました。