「日本、コールドの後は完封負け」「岩隈、６９球の熱投も１点に泣く」－－。

日本列島が衝撃に陥った。９日に東京ドームで開かれたワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）Ａ組第１ラウンド１位決定戦で日本が１点差で韓国に敗れたためだ。２日前の韓日戦で日本が１４対２で７回コールドで勝利した事実を記憶する日本の野球ファンは信じられないという雰囲気だ。

共同通信は、「日本、韓国に雪辱許す ＷＢＣ１次ラウンドは２位」という見出しの記事を速報で配信した。読売新聞（電子版）も「日本打線を無得点に抑えた投手陣の踏ん張りと、４番の金泰均の適時打で接戦を制し、第１ラウンドの１位通過を決定。７日の対戦で喫したコールド負けの雪辱を果たした」と伝えた。朝日新聞は「日本が大勝した２回戦とは対照的に投手戦となり、岩隈が４回に許した１点が最後まで響いた」と報じた。

日本のメディアは韓国の強力な投手陣と選手の精神力を高く評価した。この日の韓日戦を中継したテレビ朝日の解説陣は試合中絶えず「韓国選手らの目が２日前とは違う」として韓国チームの強い闘志を視聴者に伝えていた。