映画「スピード・スキャンダル」（制作：トイレットピクチュアーズ・ＤＣＧプラス、カン・ヒョンチョル監督）が米ハリウッドの世界的なプロデューサーによってリメークされる。

トイレットピクチュアーズなどは２日「ハリウッドのパワーマンとされる「メン・イン・ブラック」のバリー・ソネンフェルド監督が「スピード・スキャンダル」をリメークすることが決まった」と伝えた。

ソネンフェルド監督は、トミー・リー・ジョーンズとウィル・スミスが共演した「メン・イン・ブラック」（９７年）を作った監督だ。５３年に米ニューヨークで生まれ、ニューヨーク大学フィルムスクールを卒業し、８２年に撮影監督としてハリウッドに進出した。それ以降、ロブ・ライナー監督のヒット作「恋人たちの予感」（８９年）の撮影監督を経て、９１年に奇怪なコメディー「アダムス・ファミリー」で映画監督としてデビューした。

ソネンフェルド監督は「本当に立派な映画だ。知的かつおもしろく、感動があり、全世界の普遍的な価値を描いている」という感想とともに、直ちに演出要請を受け入れたという。

昨年１２月３日に公開した「スピード・スキャンダル」は先週末まで約８２０万人の観客を動員し、韓国映画の歴代興行第６位にランクインした。ヒロインを演じた新鋭女優のパク・ボヨンは先月２７日、第４５回百想（ペクサン）芸術大賞の映画部門で新人女優賞を受賞した。