ハリウッド映画に出演するチョン・ジヒョンのアクション動画が初めて公開された。

１５日、映画専門インターネットサイトshocktillyoudrop.comが、チョン・ジヒョン主演『ラスト･ブラッド』（原題：Blood The Last Vampire）で予告編を公開した。この予告編は約３０秒分量で日本配給権をもつアスミックエースが制作した。

背中に刀をさして黒い制服を着たチョン・ジヒョンが登場する。ネオンサインがちらつく日本のある都市の夜の通りが背景だ。「私の体を流れる宿命」というコピーに、チョン・ジヒョンが派手なアクションで敵方と戦う。鋭い立ち回りと空中回転蹴りなど高難度のアクションが続く。またチョン・ジヒョンと対敵する人物として出演した日本女優の小雪も紹介される。「人類の命運を握る」というコピーも強烈だ。

動画の紹介されたのは今回が初めて。これまで制服を着た姿や刀をかざしたシーンが公開されてきた。暗くて憂うつな雰囲気に激しいアクションが対照的だ。同サイトでは今回の予告編を通じ、演出者であるクリス・ナオン監督がこれまで何をしてきたのかが分かる」と評価した。

一方、初めてのハリウッド公開を控えてチョン・ジヒョンは、携帯電話コピー事件が突然起こってからは表に出ていない。今月末には所属事務所であるサイダスＨＱとの契約も終わるため、再契約をめぐり観測もまちまちだ。

ひとまず所属事務所は３月から始まる映画広報マーケティングイベントの準備をしており、チョン・ジヒョンの残留が有力視されるが、独立的な活動も排除できない状況だというのが周辺関係者たちの見方だ。