韓国映画『シュリ』その後１０年、忠武路はいま（５）
忠武路の雰囲気は大きく変わった。平均制作コストは２年連続減少している。これによって昨年の収益率は小幅改善した。バブル崩壊による肯定的効果であるわけだ。チョ・ヒムン教授は「最近の収益率低下は投機的性格で資本が集まった結果であるため、産業自らの危機ではない」と主張する。
１０年前『シュリ』のときのように最近、韓国経済は再び困難に処している。韓国映画産業が不況の中、跳躍する神話を再現できるか気になる部分だ。チェ・ワン代表は「危機だ、危機ではないを離れ、景気循環には高点と低点がある。最近出回っているシナリオや、制作コストが大きく変わったのは、今年と来年の韓国映画に期待を抱かせる青信号」と話している。