「６０万ユーロ（約１０億９０００万ウォン）で獲得したが３００万ユーロ（約５４億８０００万ウォン）の価値を見せている」。

ドイツの大衆紙ビルトが、ボルシア・ドルトムントで活躍中の李栄杓（イ・ヨンピョ、３２）の価値が昨年８月に移籍したときより５倍に上がったと評価した。

ビルトは９日（韓国時間）、ドルトムントのミヒャエル・ツォルク団長が獲得した選手らを列挙し、「李栄杓はトッテナムからドルトムントに移籍した当時、６０万ユーロの移籍料で来たが、いまの市場価値は約３００万ユーロに達する」と評価した。

特に李栄杓について、「両足を使う守備手で昨シーズンまでレギュラーフルバックだったデーデーと興味深い競争を展開している」と伝えた。

２００５年夏にオランダのＰＳＶアイントホーフェンからトッテナムに移籍し１３０万ポンド（当時約２３億ウォン）の移籍料を記録した李栄杓は、昨年は６０万ユーロと価値が半分以上落ちたまま移籍していた。

ドルトムントに移籍した後、前半期に１６試合（リーグ１３試合）に出場し１アシストを記録した李栄杓は先月、２０１０年６月まで契約を１年延長するなど技量を認められている。価値反騰に成功した李栄杓は３１日にバイエル・レヴァークーゼン戦からブンデスリーガ後半期をスタートする。