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現代・起亜自動車が組織をスリム化

2009.01.08 08:21
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現代・起亜(ヒョンデ・キア)自動車グループが、世界的な景気減速が当面続くものとみて、積極経営当時に拡張していた組織のスリム化に乗り出した。業務が似通っているチームを統合する方式で組織を縮小しながら自然に人員を減らす方法を選んだ。

現代・起亜自動車は7日、戦略企画室組織を縮小した。戦略企画室傘下の政策企画チームと政策調整チームを統合し、理事クラスのチーム長がチーム員になった。チーム長は鄭鎮行(チョン・チンヘン)戦略企画担当副社長が兼任する。起亜自動車も戦略企画室傘下の政策支援チームをなくし、理事クラスのチーム長にチーム員を発令した。

 
匿名を要求する現代自動車経営支援室の関係者は、「10年ぶりに世界販売が足踏みまたは減少するとの見通しを受け、市場状況に合わせて組織も改編する計画。上半期には本部別にチームを吸収統合する人事が続くだろう」と述べた。

これに先立ち現代・起亜自動車は先月26日の定期人事で、昇進者を減らすことで全体の役員数を減らしている。新任の理事待遇昇進者が35人に対し、副社長クラス以下の役員60人を送り出し、380人水準だった役員数を350人に減らした。今年はさらにスリム化し、年末までに全役員数を300人にまで減らす方針だ。

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