呉世勲（オ・セフン）ソウル市長が恵まれない人々を助けるために６１３１万ウォン（約４１０万円）を寄付した。

このお金は呉市長が就任以降▽特別講演▽テレビ・ラジオ番組の出演▽寄稿－－など対外活動を通じて集めたものだ。呉市長は１５日、ソウル市庁でソウル福祉財団のイ・ソンギュ代表、ソウル社会福祉共同募金会のキム・トンス会長とともに、低所得層支援事業「ソウル・希望ドリームプロジェクト」の共同推進協約式に臨んだ際、寄付金を渡した。

ソウル市によると、呉市長は就任直後の０６年８月９日に、特別講演などの収入を振り込むための口座を開設した。０６年７月１日に就任した呉市長は現在まで計１２９回の特別講演を行った。ソウル市によると、無料講演でない場合、１回当たり５０万～１００万ウォンを受けとってきた。

このお金は▽低所得層の子どもの教育資金を支援する「クムナレ（夢の翼との意）通帳」▽恵まれない人々の中の１人を直接後援する「１対１希望分かち合いの結縁」－－にそれぞれ２０００万ウォンずつ使われ、残り２１３１万ウォンは社会福祉共同募金会の「希望２００９分かち合いのキャンペーン」に寄付される。