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「金正日総書記、脳卒中に倒れるも好転」

2008.12.12 11:20
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金正日(キム・ジョンイル)北朝鮮国防委員長が脳卒中で倒れたが、手術を受けてはいないと、治療のために訪朝していたフランス人医師が発言した。

フランス紙ル・フィガロは11日付記事で、10月、直接平壌を訪れた神経外科専門医のフランソワ・グザビエ・ルー博士が「金正日委員長は脳卒中を起こしたが、手術は受けていない。最近は状態が好転している」と言ったと報道した。同紙によればルー博士は「最近、北朝鮮が公開した金正日委員長の写真は本物で、実際に活動している姿であるものと見られる」とし「金正日が北朝鮮社会の統治権を維持しているものと見られる」と主張した。

 
北朝鮮は金正日委員長の健康異常が確認された9月から関連のデマが北朝鮮内部にまで拡散すると、公開活動写真を朝鮮中央通信を含む官営メディアを通じて相次いで公開してきた。しかし日本メディアが最近「金正日委員長の病状が悪化している」と報道し、米国も北朝鮮急変事態対策用意に着手したという消息が流れ出るなど、健康問題に対する疑惑が消えない状況だ。

ルー博士は10月、金正日委員長の長男の金正男(キム・ジョンナム)氏がパリを訪問した直後に平壌を訪れている。彼は当時、訪朝事実を否認してメディアの取材攻勢を受けると訪朝した事実を認めたが、金正日委員長の健康問題などには緘口してきた。



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