産業研究院（産業研）は２７日、報告書「２００９年の経済・産業展望」を発表した。
同報告書によると、景気低迷で消費心理が冷え込み、来年自動車生産高は今年に比べ５．１％減少するとみられる。鉄鋼の生産は、自動車と建設景気の低迷で、５．２％減るものと予想された。
同研究院によると、造船生産は１２．８％伸びるものの、増加の幅は今年（４７．２％）を大きく下回る見込みだ。携帯電話などといった情報通信機器（１０．１％）とディスプレー（１４．４％）、半導体（１１．９％）は比較的好調を示すと予測された。
金徽碩（キム・フィソク）主力産業室長は「ウォン安による価格競争力をもとにオイル・ダラーで資金の余裕がある中東地域のプラント建設市場などを積極的に攻略しなければならない」と述べた。