公金数十億ウォンを引き出し、海外に逃避した江原（カンウォン）道庁傘下機関の８級公務員はインターネット賭博にはまり、犯行を行ったことが明らかになった。
江原道・平昌（ピョンチャン）警察署は「ジャガイモの保存倉庫新築工事費などの名目で約２５億ウォン（約１億６０００万円）を引き出し、香港に逃亡した江原道庁傘下のジャガイモ種子振興院・会計担当公務員のＩ容疑者（３５）を２５日、仁川（インチョン）空港で捕まえ、犯行の一部を自白させた」と２６日、明らかにした。
Ｉ容疑者は警察で「昨年、インターネット賭博に偶然はまり、銀行から数千万ウォンの貸し出しを受けてソウルの家まで処分したが、賭博で作った借金を返せなくなり公金に手をつけた」と供述したという。