南米を訪問中の李明博(イ・ミョンバク、MB)大統領は18日「中央銀行の韓国銀行(韓銀)の利下げに比例し、市中金利も下がるよう措置を取らなければならない」と指示した。
李大統領はこの日、インターネット画像通信を利用して開いた閣議で「各国が利下げ競争で0%近くまで利子を下げている中、韓銀も4%台まで利下げを実行したが、市中の金利が下がらなければ中小企業や個人の負担を軽減することはできないことから、市中金利が下がるよう措置を取る必要がある」という認識を示した。続いて「韓国を発つ前に貿易金融がきちんと行われず投資会社が困惑しているという報告を受けて、非常に心配した」とした後「輸出に向けた原材料を輸入する会社を積極的に支援し、外貨流動性の確保に努めるべきだ」と注文した。