「政府のシングルマザー支援で、養子縁組減りました」
妊娠の事実を知らせると同居していたボーイフレンドが去ってしまった。オーストラリアのアレクサンドラ・テーラーさん(36)が1995年に経験したことだ。当時20代だった彼女は子供を自ら育てようと誓った。今年13歳になった娘アナスターシャちゃんの話をすれば顔も明るくなるが、1人で子供を育てることは決してたやすいことではなかった。政府が定期的に与えてくれるひとり親家庭支援金があったおかげで育てることができたのだ。
社団法人国連未来フォーラムが19日に主催した「シンググルマザー政策提案のための外国専門家招待ワークショップ」に参加するために訪韓したテーラーさんに会った。ワークショップは彼女らが活動しているシングルマザー団体である「ひとり親家族協会」が来年、創立40周年を迎えるのを記念して開かれた。