政府が9月末に日本で開かれる予定の韓日中首脳会談の出席をめぐり頭を悩ませているようだ。日本政府が最終的な日程を調整するために公文書を送ってきたが、独島(ドクト、日本名・竹島)問題のために回答できずにいるという。結論から言えば、李明博(イ・ミョンバク)大統領は世論を気にせずに堂々と首脳会談に出席しなければならない。
これまで韓日中3国は「ASEAN(東南アジア諸国連合)+3(韓日中)」首脳会談という枠組みの中で首脳会談を開催してきたが、昨年11月のシンガポールでの会談では、ASEANと分離して別の会談を持つことで一致している。しかも3国間首脳会談の定例化に向けて合意を主導したのは韓国だった。これによる初の定例会談を9月中に日本で開催するというのが、4月と5月に東京で開かれた韓日、日中首脳会談で形成されたコンセンサスだった。韓日両国間の独島問題のために北東アジア3国の韓日中首脳会談を韓国が拒否するというのは、論理的にも外交的にも適切な対応ではない。