<インタビュー>俳優チョン・ウソンインタビュー(2)
彼は一度も別な配役には関心を示さなかった。俳優といえば「悪い奴」役(イ・ビョンホン)、「変な奴」役(ソン・ガンホ)、どれにも欲を出しそうだ。しかし脚本を見た瞬間、良い奴が目に飛び込んできた。
「外では配役が中間で入れ替わったのではないか、ライバル意識が出たのではないかといいますが、それはなかったです。私は初めから“良い奴”が良かった。その時代、満洲原野で生き残るために苦労する姿が人間的に気に入りました。映画で特に“良い奴”はいないと思います。私は“良い奴”というよりは“クールな奴”でした」